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入江尚子さんに学ぶ、『動物学』

11/15の毎日新聞に掲載された、ゾウの研究者・入江尚子さんの記事を読みました。

「元々動物が好きだった」入江さんは、「動物に尊敬の念を持っている」そうです。しかし、「ほとんどの人は(動物を)下に見ている」と入江さんは言います。

◆◇◆◇

「動物は人間より下」という認識は、大きなカンチガイ。

戦争や環境汚染をしない分、動物の方が人間なんかよりよっぽど偉い。

◆◇◆◇

入江さんが研究している「動物学」は、「人間が特別な存在じゃないということを科学的に示すことができる学問」だと言います。

入江さんの今後の研究成果に大いに期待したいと思います。


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日本の調査捕鯨~豪州の言い分~

4/2毎日新聞に掲載された在豪フリージャーナリスト・木村哲郎ティーグさんの「豪州人はなぜ捕鯨に反対するか」という記事を読みました。

豪州の捕鯨反対の報道を見ると「なぜそこまで?」と不思議に思っていましたが、その主な理由は「"キュートでスマート"なクジラを食べる行為が受け入れられない」というものだそうです。木村氏は「(豪州人の)日本の捕鯨反対の9割がこの点にあると言っても過言ではない」と言っています。

しかしそれだけでは「日本人が犬食を生理的に嫌う」のと同じようなもので、そこに正当性はないようにも思います。でも、その裏にはもう一つ理由がありました。それは「クジラの殺し方」に問題があると考えられているようです。

豪州では、食肉用の家畜などの命を奪う際に、"苦痛を伴う殺害方法"は倫理的に問題があると考えられているそうです。つまり、苦しまずに即死させられればいいが、大型哺乳類で海にすむクジラを即死させることは難しいので、捕鯨は倫理的に問題があるという考えなのだと言います。

「倫理学の世界的権威で豪州人のシンガー教授も捕鯨反対の理由に『即死させられないこと』を挙げている」そうです。

◇◆◇◆

日本の調査捕鯨は、その規模に比べ、発表された論文数が少なく、得られるデータも殺さずに収集可能だと言います。そのため国際社会は、日本の調査捕鯨を科学的根拠の少ない「疑似商業捕鯨」と批判しています。

まぁ…調査で年間820頭は、殺し過ぎだよネ…




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『ソロモン流』(海獣医師・勝俣悦子さん)を見た感想

7月18日放送の『ソロモン流』は、
水族館(鴨川シーワールド)に勤める海獣医師・勝俣悦子さんのお話し。

現在57歳の勝俣さんは、
イルカやシャチなどの海獣に関する豊富な経験と研究の成果により、
世界中の注目を集めているそうです。

勝俣さんは、
「最初は、動物保護とかの意義も持たず、
 ただイルカが好きでこの世界に入って来た。」
と言います。
しかし、日々、動物達と格闘し、悩み続けていくうちに、
イルカ達にとって一番幸せな事は自然の中で暮らすことではないか、
と気付きます。
イルカ達が水族館にいるというその時点で
人間は彼らに「自然の中で暮らせないという犠牲」を強いているのです。

イルカ達に犠牲を強いることでしか成立し得ない水族館。
だからこそ勝俣さんは、そのイルカ達に、
水族館にいる意義を持たせてあげたいと思っているそうです。

勝俣さんが海獣の研究をし、その成果を世界に知らせる事は、
イルカたちが水族館にいる意義を持たせるための行動なのかもしれません。


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『調査捕鯨』と言う名の大量捕獲

先月、日本の調査捕鯨船に違法侵入したシー・シェパードのメンバーが逮捕された。
シー・シェパードは、調査捕鯨に実力行使で抗議する団体で、日本の船団も酪酸弾をロケットランチャーで撃ち込まれるなどの被害を受けている。

シー・シェパード…なんてヒドイ奴らなんだ。

しかし、ただ鯨の調査をしてるだけの船団に、なんでそんな事するんだろう??

◇◆◇◆

4月13日の朝日新聞に、日本の調査捕鯨の詳細な記事が載っていた。
それによると、「日本鯨類研究所」が昨年殺した鯨の数は、820頭!

非致死的な調査方法は使わず、「鯨研」は致死的な方法で調査を行っている。

記事によれば、調査捕鯨の計画策定に携わった元大学教授は、
「合理的な資源管理を目指す国際捕鯨取締条約が認める範囲とは思えないほどの大量捕獲だ」と批判しているそうです。


あぁ…オレ、シー・シェパードの気持ち、分かるわぁ…

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『ザ・コーヴ』のアカデミー賞受賞は「オカシイ」か?

第82回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した『ザ・コーヴ』。
和歌山県太地町のイルカ漁を題材にしたドキュメンタリーで、イルカを殺すことに異を唱える映画だ。

アカデミー賞受賞後に、ルイ・シホヨス監督はこうコメントしている。
「私にとって本当の意味での賞とは、イルカ漁が止められ、すべてのイルカが解放され、この入り江が地球で最大の頭脳を持つ生き物の屠殺場から国立公園に戻る日だと思っています。」(『ザ・コーヴ』ブログより)

一方、映画の舞台となった太地町の住民たちは、『ザ・コーヴ』のアカデミー賞受賞にかなりの反発があり、和歌山県知事も「一方的な価値観や間違った情報で批判するのは紳士の道に反する」(朝日新聞より)とコメントしている。

◇◆◇◆◇◆◇◆

さて…あなたは、どう思いますか?

何かを見て、「ん?オカシクね?」と思う時、
一体何を基準に、その判断をするべきでしょうか?


例えば、
日本の高等教育費の負担割合を見た場合、家計負担の多さがよく指摘されます。
つまり、公的支援と家計負担の割合が「オカシクね?」と言われているのですが、では何を持って「オカシイ」と言っているのか?

先進諸国の高等教育費負担割合

・ノルウェーの公的負担は97%で、家計負担(私費)は3%

・スウェーデン: 公費89.1% 私費10.9%

・ドイツ: 公費85% 私費15%

・OECD平均: 公費72.6% 私費27.4%

日本: 公費32.2% 私費67.8%

このように、「日本の負担割合がオカシイ」という判断は、先進諸国との比較によってなされているわけです。

逆に、日本の事しか見ていなければ、
「なんで、こんなに家計負担が多いんだ!!」と怒ってみても、
「あら、隣の田中さんも、向いの佐藤さんのところも同じよ」となってしまう。

要は、「ん?何かオカシクね?」という判断は、常に広い視野を持ってなされるべきなのです。特に、あらゆる部分で世界が繋がっている現代においては、国際社会の中での視点を持つことが大事だと思います。
極東の一地方の片田舎の入り江で、イルカを一匹殺しただけでも、世界中の注目を集めることだってあるんです。
(映画『ザ・コーヴ』では、殺されているイルカの数は一匹どころか、年間2万3千頭ということですが…)
いずれにしろ、自分の行動は常に世界と繋がっているという意識を持つことが必要だということです。

◇◆◇◆◇◆◇◆

そう考えると、世界の価値観・常識という視点では、太地町のイルカ漁はどう見えてくるのでしょうか?

私がその答えを出す時に思い出したのは、20年近く前に見た「海からの贈り物」というドキュメンタリー番組です。

「海からの贈り物」は、人類の進化の過程で、ヒトとクジラが密接に関係していたのではないか?という仮説を元に、ヒトとクジラの関係を考察する科学ドキュメンタリーです。

その番組の中で取り上げられていた、インドネシアのロンブレン島のクジラ漁が、今も強烈に記憶に残っています。

手漕ぎ船でマッコウクジラを追い、クジラの背に乗って仕留める古式捕鯨で生活するロンブレン島の人達。
彼らは、捕ったクジラの肉だけでなく、皮や骨、油の一滴まで生活に役立てる。
それ故、島の人達は、クジラに生かしてもらっているという意識を持っていて、クジラに感謝し、尊敬もしている。
命懸けの捕鯨方法も、その畏敬の念の表れでしょう。

◇◆◇◆◇◆◇◆

太地町の漁師は、こう言っています。
「親子連れのイルカを捕る時などは、可哀そうだと思いつつ、生活の糧だからやっている。お寺でイルカの供養もしている。」

しかし、伊豆で30年間イルカ漁をしていた、ある漁師は、
「イルカを殺して肉を生計の一部とする需要が今あるのか。そういう時代は終わった。受賞はこれ以上イルカを捕るなというメッセージだ」と言っています。(朝日新聞)


イルカを殺しても、それが本当に生きるためであり、畏敬の念を持って漁に挑んでいるのなら、それは必ずしも批判の対象とはならないでしょう。しかし、伊豆の漁師の言う通り、殺したイルカの肉に、本当に需要があるかどうかは疑問が残ります。
実際、私の生活していた東京でも北海道でも、イルカの肉を見た事はないですし、イルカを食べる習慣がある事自体知りませんでした。
太地町は否定していますが、映画では「イルカの肉を鯨肉として販売している」という指摘もしています。町の漁師はイルカ肉として業者に出したとしても、流通の途中でイルカから鯨にすり替わっている事も十分考えられる事でしょう。

◇◆◇◆◇◆◇◆

いずれにしても、「何かオカシクね?」と思う時は、狭い視野で判断するのではく、広い視野と見識を持って判断すべきです。その意味で、『ザ・コーヴ』のアカデミー賞受賞は、様々な視点や考え方を知ることができる良い機会だろうと思います。

但し!
気をつけなければならないのは、世界のマジョリティが必ずしも正しいとは限らない、という事。
古式捕鯨をするロンブレン島の人達のようなマイノリティから学べることもあるのですから。

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